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これぞ究極の世界 欧州の投資銀行とノンリコースローンと PPP の世界

Byadmin

7月 4, 2024

これぞ究極の世界 欧州の投資銀行とノンリコースローンと PPP の世界

 

こんにちは。ノンリコースローンと PPP の世界について話をしたいと思います。ノンリコースローンというのは これは無担保ローンという意味になります。つまり 担保力を提供する必要もなく 資金を借りることができるという仕組みになります。日本でもノンリコース ローン という言葉はありますがそのような金融商品はほとんど見受けることはできません。

確かに一部では無担保ローンという仕組みでプロパーが資金を貸したりする場合がありますがほとんどが 第三者の担保力を借りて資金を貸し出すというのが銀行における一般的な業務です。ヨーロッパの大手銀行の中でも投資銀行ではこのような 無担保ローンと言われる ノンリコースローンプライベートバンク として金融商材が提供されています。

これは通常の銀行業務 というよりも 完全に特殊な分野にになります。例えば1ビリオン つまり 日本円で1700億円の資金を調達したいとなればその資金を担保は必要はないのですがそれをカバーする 保険というものがあります 。

つまり 投資銀行から資金を調達する場合には 一定の支払い保証をする保険がありますのでその保険に加入をして資金を借りるというやり方があります ただこの資金の借方では銀行に対して担保は提供はしておりませんので 無担保ローンということで 資金が提供されます。こ

のような資金というのはどのようにしているのかというと 投資銀行の資金というのは基本的には銀行 自身がクレジットを発行しているということでもなく 実際なことを言えば その裏で投資銀行に投資しているファンド オーナーがいるということになります。これらは 一般的には王族や オイルマネー などと言われる 非常に大きな担保力を持った方が 実は 投資銀行に対して 資金を発行するだけの信用枠を貸し出しているということが言えます。

このように考えてみてください一般の方はほとんどはそのような大きな担保力を持っていることはありませんが 例えば 国王となればその国土のすべてが国王のものだとする とその国王が持っている担保力は非常に大きいものだと言えます つまり その国の土地もありますが 鉱物資源 などの天然資源などもあり オイル の産出国では 油田 などがあればその埋蔵量に対しての価値も半端なく大きいと言えます。

そのような資産を管理している方が 投資銀行に対して担保力を貸し出せば当然のことを投資銀行は大きな資金を貸し出すことは可能となります。実はこの仕組みが非常に重要になるわけです。欧州におけるトップクラスの投資銀行というものは バックヤードにそのような資金者が存在しており その人たちが持っている巨大な担保力が投資銀行に対して 貸し出されていることによって 投資銀行は プロジェクト 資金を必要とする クライアントに対して資金を提供することができるということにはなりますが 万が一のことを考えて支払い保証をする保険をかけてくれということで保険をかけているだけです。

保険会社から見てもこのような投資の場合は支払い不履行になることはほぼないというのか 皆無です。つまりこのような投資を行う場合は調達金額のうちの30%から50%を PPP と言われる 収益率の高い運用で回せば確実に リターンが帰ってきますので 借り受けた資金は100% 問題なく 償還できます。

つまりどのような仕組みになっているかというのはこれは 一番初めに必要な保険料金 つまり 支払い保証をする保険料金を 保険会社に支払えば 投資銀行がプロジェクトに対して問題がないとなれば資金を提供してくれます。例えば1ビリオン つまり 10億ドルの資金を調達したいとなれば実際に投資銀行が20億ドル分の枠で資金を発行し 10億ドルに関しては 担保を貸し出した方に資金を送り出し10億ドルに関しては借り受けた人が直接使うということになります ただ単に 支払い責任が出ているのは その半分の10億ドル 分ですから 20億ドル分に関しては 特には払う必要はないのですが 10億ドル 分の 資金を借りた方の使用分に関しては ご本人が返済する義務はあります。

ただ その返済する方法に関しては PPP による運用によって 償還することができますので 実際のこと言うと プロジェクトが利益が出るか出ないか などは全く関係なしに ノーリスクで資金を返済することができます。このプログラムで重要なところはプロジェクトで借り受けたい資金の金額に対して保険料が変わるわけですが 例えば10億ドルという資金が必要だ つまり 1700億円が必要ということになれば 保険料金は 約 80万ドルの保険料を支払えば良いということになります。つまり 約1億5000万円の保険料金を支払えば1700億円の現金が 調達ができ しかもその大きな財源をベースに PPP を運用すればプロジェクト 資金はまだまだ膨らむわけで 償還期間が10年間と決まっていますので 3年間も PPP で回したらすごいことになります。この世界の意味が理解できるでしょうか。

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