今、コロナウイルスにおける経済危機が続いています。そのために、それ以上にひどい病魔があります。それはなんでしょうか?

それは、「金欠病」です。この病気の対応策は、ワクチンなどの予防では、対応できません。この金欠病をなんとか治す方法はないのか?と探せば、唯一あるのが、「国家及び、国民が全て潤うためのもの⇒巨額な収入」が必要になります。これは、借金として借り入れる収入では駄目です。完全に黒字になる収入という特効薬が必要になります。

しかし、この巨額な収入というものは、国及び国民をすべて救う不老不死の特効薬のようなものです。昔、中国の始皇帝も、日本には、不老不死の薬があり、それを探すために、徐福という人物に任し、日本で不老不死の薬を探しにでかけたという伝説があります。 さて、日本には、不老不死の薬がどこにあるのでしょうか?それは、日本は火山国であり、地震大国である上で、地球にある巨大なプレートが日本列島にぶつかっています。そのような特殊な地層環境で生み出されたのが、金(ゴールド)でした。このゴールドが、日本産の自然の恵みで生まれた財源が、不老不死の特効薬になるとは、多くの日本国民は知らないままです。しかし、この金欠病という病を治すには、それが非常に重要な薬剤(ゴールド)になるのです。

13世紀に、マルコポーロという欧州の冒険家が、「東方見聞録」で日本を紹介しました。黄金の国 ジパングが、極東の島国にある・・・その後、大航海時代を迎え、欧州の冒険家がこぞって、極東に有る黄金の国とはどこにあるのか?と心踊らせました。そして、大英帝国による東インド会社が1600年に設立されてからは、アジア地域への植民地政策が進み、鎖国をしている日本(ジパング)を目指しました。キリスト教の伝来、鉄砲伝来など、日本の歴史で西欧文化における影響を受ける時代になりました。しかし、日本は、欧州の諸外国からの影響を恐れ、鎖国をすることに、一部長崎の出島のみで、オランダのみと貿易を継続した歴史があります。しかし、世界的に植民地政策が進んだことで、世界各地と貿易をする際に必要なもので通貨が重要になりました。そのため希少金属である金、銀などをコインとして国際貿易の決済に活用しました。そんな中、欧州の貿易商は、東方見聞録で紹介された黄金の国ジパングのことが気になって仕方ありませんでした。日本の武士における統治国家は、まさに、欧米から見れば、軍事国家であるように見えたのでしょう。しかし、江戸時代末期になると黒船の来襲ということがあり、ペリーが開国を迫ります。また、東インド会社の貿易範囲は、日本にも及ぶようになり、横浜で東インド会社の決済銀行であるオリエントバンクが日本支店を開きました。欧米における植民地政策の広がりで、貿易決済業務が世界規模に広がったことで、日本の金、銀が欧米から非常に注目されました。日本では、江戸時代、庶民も金の小判を通貨にして使っていました。それは、日本の地理的に火山大国であるという理由で金の産出量が多く、当時の幕府も金の小判も活用しました。しかし、当時の国の年貢(税金)は、米でしたので、年貢には、通貨を活用していませんでした。ただ、旅行などに出向く際に、米を持って移動するわけに行かず、また、商業における売買の決済では、米だけでは、対応するのが難しいということで、どうじに通貨も使われました。その日本の小判に注目したのが、欧米の貿易商でした。日本には、良質の金銀が存在する。これをなんとか、欧米で行われている貿易決済に活用できないかと考えました。そこで、メキシコ産の銀貨と日本の銀貨の交換レートで、日本側が不利になるレートを設け、日本から銀貨の流出が起きました。香港の両替所に持ち込み、その差額で利益を得るというビジネスが大流行しました。そのため、日本からどんどん銀が流出し、それに気づいた幕府は、それを静止しようとしましたが、「時すでに遅し」ということになる。植民地貿易の拡大したことで、貿易決済を必要として、遠方と貿易決済をする際に、どうしても、それを担保する銀行業務において、金銀などの希少金属を担保として保つ必要があったのです。 銀行という言葉をみても 銀をもって行う という意味を読めば、金銀が銀行の業務の期限であると理解できます。そうです。世界経済という経済の病魔で一番怖いのが、「金欠病」です。すなわち、金(ゴールド)が不足すれば、病魔に襲われるのです。

産業革命後の英国では、植民地政策と貿易業務を拡大したことで、貿易決済業務を行うために、大量の金が必要になりました。そのために、日本の金が注目されました。考えてみれば、欧州で出版された東方見聞録で黄金の国ジパングという文字が、日本に行けば、金(ゴルード)にありつける。すなわち、金が欠乏する病魔から解消される(金欠病)をすぐに治せる不老不死の薬があると思われたのでしょう。そして、日本の金も欧米の金欠病解消のために、欧米に流れていきました。よって、日本の金欠病対策費用は、日本国内では探すのが難しいという状態になりました。

しかし、日本のただ持っていかれただけではなかったのです。欧米の金欠病を救うために、流出した金をベースにした通貨(紙幣)は、使えるようにするという見返りを受けることができるようになりました。すなわち、欧米の金欠病を救った金塊は、戻ってきませんが、欧米で作られた通貨(銀行券)を日本に送金することは、OKになったということです。金欠病の現物の金はなくても、金と同等の価値があり、経済を救う銀行券なら、銀行の決定でいくらでも生み出す(発掘すること=マイニング)ができます。これは、土を掘らなくても金(銀行券)が掘り起こせるということになります。通貨発行銀行は、ある意味、通貨を作るための金山みたいなもので、そこで、生み出した通貨を銀行の通貨取引の間に入って、トレードすることで得た通貨(銀行券)を日本に送金することで、それをもとに、欧米の通貨を日本円に両替をして、日本で日本円を流通させるという考え方です。すなわち、金の小判を日本に戻すかわりに、それに変わる欧米の銀行券を日本に戻す方法で、日本経済における金欠病を治す特効薬を提供する方法が現在このブログで説明しているPPP運用における運用益を日本に送金をして、それを活用するという方法です。

すなわち、金欠病の特効薬は、現物は欧米の金欠病を治療するために日本から流れて行きましたが、日本で現在困っている日本銀行券の借金(赤字国債)における金欠病を解消するのは、簡単です。欧米の銀行券を日本に送金をして、日銀券(日本円)と両替して、日本銀行券の借金である(赤字国債)の返済に活用すればいいのです。

すなわち、日本銀行券における借金というのは、欧米の中央銀行が発行する銀行券(通貨)があれば、日本銀行券(日本円)の借金を消せるということになります。これで、金欠病の解決になるのです。

なぜ、国際決済業務における外貨との関係が重要かといえば、基本的には、それぞれの中央銀行が発行する銀行券との両替することができるというネットワークにより、それぞれの国、通貨の保全になっているからです。また、欧米の中央銀行にある金が今でも通貨(銀行券)を発行するための裏付けになっている理由は、本来、金銀をベースに取引をしていた銀行決済を行う仕組み上ことで、日本から流出した金が、世界の国際決済をするために支える銀行券の裏付けとして今なお活用されていることが言えます。日本の金塊の現物は、欧米の金欠病を救済するために流出はしましたが、逆に今、日本における日本銀行券(日本円)の金欠である問題は、日本の金が活用されているという恩返しで、欧米の銀行券の運用益は、日本に送金をして使える様になっています。ですから、中央銀行間の運用と、中銀行送金ネットワークを使ってこの送金案件は、行われているというのは、この文面を読めば大体理解できるのではないでしょうか?

黄金の国ジパングは、世界の中央銀行の銀行券を発行する裏付けになる金の約60%を占めているという話です。すなわち、日本産の金が、世界の金欠病を十分救う財源になるという考え方で間違いないと思います。

しかしですねぇ。 その事実を知らない日本国民は、中央銀行が発行している銀行券不足に嘆いています。世界の中央銀行は、日本産の金塊を活用して金欠病の解消をしているのですが、日本だけは、自らの国民が、自国の使える中央銀行が提供するサービスを無視して、活用せずに、赤字国債 すなわち、日本銀行券の借り入れだけを増やしています。 この事実を知ってみれば、なにをやっているのでしょう?とおもうのではないでしょうか?

ただ、欧米の中央銀行における金をベースに欧米の銀行券の運用している方は、日本人であっても、日本政府ではありません。ですから、ここが難しいのが、日本政府が主体になってこの銀行券の不足の問題は解決できないです。日本政府ができるのは、日本銀行から銀行券を借りて、赤字国債を発行し、国民の税金を使って、赤字国債の返済に当てる以外方法がありません。

それでは、永遠に解決しないことになります。

すなわち、日本における金欠病の原因は、中央銀行に借り入れた借金ですから、外国の中央銀行から日本の中央銀行へ銀行券を送金することで、その問題は解決します。

これが、この送金案件で一番重要なポイントです。大きな使命があります。我々の活動は、必ず、問題解決をもたらすでしょう。