任意団体として設立した「MSA総合研究所」です。当会員は、全国でMSA援助の活用を提言するために活動しております。北は北海道から南は沖縄県まで、全国的に幅広くおこなわれている活動です。MSA援助に対する仕組みをきちんと理解した上で、この制度を活用し、日本経済の底上げを行い、日本企業の強靭化及び貧困のない社会を目指します。

日本経済においては、失敗は許されない感が強くありますが、失敗しても立ち上がれる社会システムをつくることも重要になります。これは、政治では実現できないことです。現在、日本は一般会計の財源が非常に緊迫しており、増税しなければ財源が確保できない自体になっています。所得が低下し、景気の冷え込みも言われる中、消費税増税しても国民の消費が落ち込み、景気後退を引き起こすだけです。

最後の手段は、財政出動をすることが大切ですが、国債を使った借金による財政出動をおこなってもいつかは償還する時期がやってきます、日本には、通貨発行権という打ち出の小槌があります。日本は、本来特別会計などでは財政投融資をおこなって、財源を確保しています。日本には、国家予算外資金といわれる表に見える財政投融資以外にも運用資産があります。それが、簿外資金管理をしているMSA資金であり、それを民間に提供する仕組みが「MSA援助」と言われる制度です。

国内財源が確保が難しいときには、国家予算外資金を活用することができる日本人は、ある意味、こまったときに助け舟を持っているということは素晴らしいことです。

しかし、その資金を利用するには、使用するための条件が細かく決まっています。その制度を理解し、対象となる人物にこの制度を理解していただくことが、日本にとって経済復興における一番近道だと考えております、

私達は、MSA支援を最大限に活用し日本国の強靭化計画を実務レベルで遂行しています。民間財源として位置づけられたこの資金源は、民間人の協力なくして動かすことも使うこともできません。国のことは行政や立法に任せておけばいいということにはなりません。資本主義社会の主役は民間になりますので、民間資源を活用し、國を助けるという概念をもつことが重要になります。そのことを実行するのが、私達MSA総合研究所の使命になります。